赤ちゃんの自我の芽生え
2〜3歳頃になると話す言葉も増えてきて、自我も芽生えてくるのでいろいろな自己主張をしてくるようになります。
しかし、まだ自分の要求をうまく言葉で伝えたり、感情をコントロールすることは上手くありません。
我慢することもできず、自分の思いどおりにならないと、泣いたりして自分の要求を通そうとします。
理由はあっても無いようなものですが、これには大人を困らせてやろうということはないと考えられます。
第1反抗期とは
乳児期は、親に全て依存していますが、幼児期に入る頃には歩くことでき、ことばも発達し自分の意志を人に伝えるようになり、少しづつ自己主張が見られるようになります。
そして子どもは、母親を安全基地として自分の世界を広めていき、自分を取り巻く環境に好奇心をもち、母親の依存から脱け出そうとするのです。
子どもは自分をとりまく環境に対して積極的に適応するようになり、親の手を借りずひとりでやりたがるようになります。
一方で2歳から4歳頃の子どもは母親にはそばにいてほしく、また少しずつ自立しはじめるが、しかしいろいろな面で不十分で、手助けしようとする親との間に衝突がおこるようになるのです。
母親の手助けや指示などに対して反抗期ともいえる反抗現象が多く見られます。
自分なりの意図と違いがあると、激しく泣き叫んで我を通そうとすることもあるが、これは2歳から4歳ぐらいの間に現れるがこれを第1反抗期といいます。
子供の自立
自我の発達によって子どもは、自立への欲求を高め遊びに変化が現れ、乳児期には母親に抱かれたりあやしてもらったりするが、幼児期に入ってくるとしだいに母親から離れ、母親のそばで遊ぶということができなくなるのです。
そして、母親を外界の探索のための安全基地として、そこから行動範囲を広げていき、母親に全面的に依存している状態から、少しずつ自立のための準備ができてくるのです。
そして、発達してきた能力を発揮して、自分ひとりでできることに喜びを感じ、しだいに何でも自分ひとりでやろうとし始めるのです。
子どもの自我の正常な発達の通過点として反抗期が生れるが、むしろ反抗期が無い場合は何か問題のある可能性も考えられます。
これは親のちからで押えられてしまったり、子どもの欲求を何でも受け入れすぎて自我の機会を奪われるなどが考えられます。
反抗期がみられない場合には、親のしつけ方に問題がないか検証する必要かあると思われますが、反抗期も幼児後期になってくると、しだいにおさまり5〜6歳では、自分の欲求をコントロールすることができるようなってくるのです。