幼児の遊び
子どもの成長に大きくかかわってくるのは、何といっても遊びが重要だと思います。
好奇心が旺盛な子どもは、いろいろなあそびから様々なことを学んでいきます。
そして小さい子どもにとって、親は絶対的なものです、特に乳児や幼児の遊び相手はママとパパです。
幼児後期に入ると、ごっこ遊びが共同遊びとして登場してきますが、幼児前期でも、ままごとやお店やさんごっこなどて遊ぶ事がありますが、遊びの内容は画一化されており、子どものアイディアによって内容が進化していくということは少ないのです。
また、自分が見たり聞いたりしたおとなの世界を、ごっこ遊びのなかにとり入れていくことも幼児後期の特徴です。
遊びのルール
母子分離や身辺の自立がすすむ幼児後期の子どもは、おとなの世界に活動の場を広げていこうとするが、その範囲は限られものになっています。
簡単なルールでも、3歳児の子どもにはなかなかむずかしく、おとなが助言すればなんとかできるが、おとながいなくなるとルールがくずれてしまうことになり、つまり、ルールはまだ自分のものになっていないのです。
しかし5歳頃になるとおとながついていなくても、自分たちだけでルールに合わせて行動できるようになり、遊びのルールが自分たち自身のものになるのです。
ルールに合わせて自分の行動をコントロールできるようになった子どもは、おもしろい遊びを好んで行なうようになり、またより楽しく遊ぶために自分たちでルールを作りだしていくこともあるのです。
仲間と楽しく遊ぶために、ルールを守ることが必要なことであり、それを守ろうとしながら子どもは、遊びのなかからルールの必要性を認識するのです。
遊び場の減少
子どもの遊びは活動的なものが多いため、身体的健康や運動能力の発達によって遊びの内容が変わってくるので、病弱な場合は活動的遊びができないこともあります。
遊びには知能の影響が大きく、発達のレベルによって遊びの内容は大きく変わり、知的発達の遅れている子どもは、普通の子どもの遊びに加わっても遊びが理解できないため、ついていけないことがあります。
また、幼児期後期の子どもの遊びには性的違いがあり、男児では活動的な遊びが多く、女児では、ママゴト遊びや本を見たり読んだりなどの静的活動を好む傾向があります。
近年は少子家族化で子どもたちは兄弟(姉妹)が少く、また近辺の子どもたちも少く地域の集団遊びが減り、遊び仲間のいない子どもたちは、室内でテレビやゲーム遊びが中心になっています。
都市化が進むなかで地域の様子が大きく変わり、子どもの自然の遊び場がなくなってきているため、子どもが安心して遊べる場所が望まれます。