赤ちゃんの対人関係
乳児期の対人関係は,特に母親を中心としたものでしたが、歩けるようになってくると対人関係に変化が生れてきます。
乳児では親子関係が絶大であったが、そのうちに遊び友達が現れます。
1歳くらいの幼児は大人に囲まれて注目の的になるのを好みますが、満1歳をすぎてくると、子ども同士の交渉らしいものが見られるようになります。
2歳児では同年齢の友達に対して、簡単な遊びなら相手をするようになってきます。
1歳頃には物を媒体にして子ども同士の接触が見られるようになり、2歳になると他の子どもの行動に関心を示し、働きかけが活発になるが、幼児は自己中心であるため、他の子どもの立場を理解できず、自分の欲求が通らなければ、相手の友達とけんかになってしまうこともあるようです。
けんかの原因
けんかの原因は、物の奪い合いや自己主張などいろいろあるが、けんかは幼児が自分の力を自覚する場でもあり、また他の子どもの立場や意志があることを理解し、どうしたら楽しく友達つきあいができるか、対人関係の方法を学べる場でもあるのです。
新しい自分を模索しはじめる思春期には、身体的および知的な発達があまりにも早いため情緒も不安定で、おとなには理解しがたいものがあります。
彼らは好んで寄りそい、仲間集団を形成し、児童期の友人関係と異なるところは、相手の性格や家庭環境などを自分と照らし合わせて人を選ぶようになることです。
不安や悩みを解消する場合は、同年齢で興味や能力も近い友人の話をきいたり相談することが一番早く、性の悩みなどでは友人の役割が大きいのです。
友人関係は親子関係とは違い、お互い自由に選んだもので同等な人間関係です。
いろいろな障害を乗り越えて、つきあいを続けてるところが仲間集団のよいところであり、家庭では得られないルールや協調性が身がにつくのです。
こどもの思春期
中学生になるとほとんどの男子が射精を、女子は初潮を経験しているが、からだに起きたこの異変に対し男女とも戸惑いを覚えるものです。
異性のからだの構造やセックスヘの好奇心が高まり、子どもの時とはちがい異性について考えはじめます。
男子は異性の顔やスタイルに強い興味を示し、女子は異性の目に映る自分を意識し容姿を気にするようになるのです。
このような身体的および感情的変化によって、情緒は不安定となり感受性が高まるのです。
思春期ではまだ確かな男性像や女性像が形成されていないので、実際の男女交際においても、異性に対する理想が先行して現実離れしたあこがれを抱いたり、感情にひたり恋に酔っているにすぎず、理想が先行して現実離れしたあこがれを抱くことが多いのです。